【どこにもいけない僕たちは】あらすじや気になるポイント!なぜ海水は街を離れられないのか?

今回は『どこにもいけない僕たちは、』のあらすじや気になるポイントをまとめていきます!

本作に登場する主人公・海水は、心に大きな” 闇 ”を抱えています。そんな彼女が、ある男性との出会いでどうのように変わっていくのか注目の作品となっています!

  • 作品の基本情報
  • あらすじ
  • 各話感想
  • 気になるポイント

漫画『どこにもいけない僕たちは、』について

作品情報
作者高野きか、今野綾
ジャンル女性漫画
出版社双葉社
レーベルKoiYui

『どこにもいけない僕たちは、』は、人気小説サイト・エブリスタで原作賞に選ばれた『海を知らない人魚』のコミカライズ版です。原作は今野綾先生、作画は高野きか先生が担当されています。

一見ほんわかしたラブストーリーに見える本作ですが、主人公の境遇がとにかく複雑…!

幼少期に悪い家庭環境を強いられた彼女は、大人になった今も心に大きな闇を抱えています。いつもどこか寂しそうな彼女ですが、ある男性との出会いで徐々に笑顔をみせるようになって…。

あらすじ【ネタバレなし】

どこにもいけない僕たちは、あらすじ2

「”海水(うみ)”という名前なのに、生まれて一度も海を見たことがない」きっとこの先もずっと…

自動車教習所の事務員として働く海水(うみ)は、高校を卒業したばかりの18歳。訳あって8歳の頃から、一つ年下の弟・流衣(るい)と二人暮らしをしています。

18歳と言えば遊びたい盛りのお年頃ですが、育児放棄した両親のせいで、彼女に自由なんてありませんでした。そんなある日、今野要(こんのよう)という大学生の男の子と出会った海水。

彼との出会いが、抜け出せない孤独な世界を生きる ”海水の人生を大きく変えることとなり…。

コタロウ
要との出会いで海水の人生はどのように変わっていくのか気になります!!

『どこにもいけない僕たちは、』の各話感想

1話:要との出会い

1話では、海水の家庭環境や要との出会いが描かれていました。だた…1話読んだだけだと、この先の展開は全く読めませんね。

要との出会いが海水の人生は大きく変えることは何となく予想つきますが、海水は大きな” 何か ”を抱えているようなので、本当の意味で彼に心を許すのはずっと先の気がします。

また幼い二人を残してまま家を出て行った両親についてですが、父親は何となくダメ人間だと想像が付きますが、母親はどこでなにをしているのでしょうか?

どうして戻ってこなかったのか、その理由も気になるところです。

2話:彼女と近づきたい…

教習所に通い始めた要は、海水のことが気になり始めていました。しかし要には、愛里という彼女がいます。

彼女とはノリで付き合ったようですが、相手は要にゾッコンなので別れるのに一苦労しそうですね。

それでも今の要は海水以外見えていません。彼女と別れてでも海水と近づきたいと思っているようですが、果たして上手くいくのでしょうか?

3話:彼の誘いを受けたけど…

海水を花火大会に誘った要。断れるかと思いましたが、なんと約束を取り付けることに成功しました。

ちょっと強引なところがとても良かったです。それに彼の誘いを一度断った海水ですが、その理由が「あまりお金に余裕がない」というのに思わず笑ってしまいました(笑)

ただ…彼の誘いを受けた海水ですが、3話のラストで呟いていたことがとても気がかりですね…。

『どこにもいけない僕たちは、』の気になるポイント!

海水の過去

序盤で泣いていた海水ですが、どうして泣いていたの?

いったい彼女の過去になにがあったのか、気になって仕方ありませんでした。

3話のラストで海水は「(要が)私のことを知れば、軽蔑されるかもしれない…」と呟いていましたよね。

あの言葉にどんな意味があるのでしょうか?

学生時代はバイトばかりで遊ぶ暇なんてなかったし、何よりも彼女が悪いことをするとは到底思えません。

だとすると、無理やり誰かに嫌なことを強要されたとしか思えないんですよね。

本作の作品紹介ページに「残酷な現実」と書かれていたので、きっと私が思っている以上に辛い経験をしてきたのでしょう。

なぜ街を離れられないのか

海水の過去も気になるとこですが、街から出られない理由も気になりますね。

彼女を縛り付けているものとは、いったいなんなのか…。

要が言うように、電車に乗れば簡単に海を見に行けるのに、それができないなんて…。

つまり街から出られない訳なのですが、

しかし海水本人は、いつか街を出て海を見たいと願っているようです。

きっとそれを叶えてくれるのは要なのでしょうが、

岡って誰?海との関係は?

時折出てくる「岡」という人物ですが、いったい誰ことを言っているのでしょうか。

教習所の同僚が「岡社長」と言っていたので、1話にでてきたあの人相の悪いおっさんっぽいですよね。

あのおっさんに呼ばれた時の海水は、何だかおどおどしていましたし、何か弱みを握られているのかもしれませんね。

それに海水の弟・流衣もしきりに「岡」の名前を口に出していますが、流衣の言いている岡はおっさんの息子なのでは?

とにかく岡と海水の関係が気になりすぎるので、早く明かされてほしいと思います。

要との恋の行方は?

やはりこの作品の最大の見どころは、要と海水の恋の行方ですよね!

彼は街から離れられない海水に、海を見せてあげることはできるのでしょうか?

きっと彼なら海水の心の闇を払拭し、願いを叶えてあげると信じています。

そして願いが叶った暁には、最高のハッピーエンドを迎えてほしいですね!

まとめ

今回は『どこにもいけない僕たちは、』のあらすじや感想を紹介していました。

海水の抱えている心の闇の正体が何なのか、まるで見当もつきません。

なぜ海水は街から出ることができないのか、その真相がとにかく気になりました。

今後、それが明かされていくことでしょうから、気長に読み進めたいと思います!!